パンやワインを入れるだけではもったいない!デザートや前菜を入れて冷蔵庫でスタンバイ、そのままテーブルへサーブして絵になるバスケット。スパイスラックにしたり、アクリルBOXと合わせてサラダを入れたり、氷を入れてボトルを入れたり、ティッシュケースカバーとしてインテリアに添えたり、使い方が広がります。
KUMIKAGO basket 完成までのStory
宮澤奈々先生から、「ガラスやポリカーボネートなどの器に合わせてワインバスケットを作りたい」とご依頼をいただいてから、バスケット作りが始まりました。
初めは革や木製など様々な異素材の持ち手のバリエーションを考え、調べて試して失敗の繰り返し。そこでステンレスで作ることにしました。持ち手の接合方法は、何度も試して改善点を追求しました。時間がかかりましたが、持ち手をバスケットの上でキープできる構造に仕上がりました。
合わせる容器は、当初ガラスやポリカーボネートを徹底的に探して調べましたが、なかなか前に進みませんでした。そこで、容器はアクリルで作ることに考え直しました。そして容器とのセット商品ではなく、誰でも購入しやすい既製品のアクリルボックスに合わせてつくる発想を思いついたときには、「これで形になる‼」と嬉しくなりました。 計算してデザインし、加工データを作成。 第一試作品として形になるまで、長い道のりでした。
奈々先生の「背の高い物を入れても邪魔にならないように、持ち手を少し長くしたい」というご意見から、持ち手の長さを変更し、KUMIKAGObasketが完成しました。